成田空港から出発。
Wifiは欠かせない。結構大きくやっているWifi屋さん。
departureゲートかなりの行列で少し焦る。けど、動いてはいる。
なんか予約した人以外に車内販売?みたいなことしてるみたいだけど、ベトナム語ばかりで、よくわからない。なんか慌ただしい機内。あと、アテンダントの人のヘアスタイルがみんな巻き巻き髪で面白い。
イミグレはものすごい行列だった。やや予想はしていたけど。早く終わるといいな。
街までのバスは15000ドン。75円?けど、ほとんど人乗ってない。こんなに便利で、街のど真ん中までいくのに。
バス暑い!!
車掌さんがいるんだなー!けど、料金はなんか端末つかって精算してる。50000は大きすぎるといってとってくれなかった。また、高額紙幣ババ抜きの始まりだ!
車掌さんは若いお兄さんって感じだったけども、とっても親切で帰りも空港までバスで行くのかと聞いてくれて一方通行なので乗り場はあっち側だよと言ってわざわざスマホで地図を見せてくれた。いつ帰るのと言われて今週末だよと言うと、じゃあここで乗るといいよと教えてくれた。とても親切だ。みんなほんとにスマホスマホ。
とりあえず、ホテルについて、外を散歩することに。まずは、街の真ん中に。年配の欧米人っぽい旅行者の女性2人が声をかけてきた。英語を話せるかと聞かれたのでイエスと答えるとどこか良いマッサージをしているか聞かれた。いや全然わかんないと言うふうに答えるといや何でもいいの何か良いマッサージどこかないかなあと言われた。それで私はツーリストで今来たばかりなんだけどと言うと驚かれて、それじゃわかんないよね、あははーと言って行ってしまった。なぜ私に声をかけてきたのか。どう見ても私はツーリスト。一眼レフ首からかけて写真を観光地でバシバシ撮っているではないか。あんな風にしてマッサージを地元民に聞いてまわっているんだろうか?それとも、他に何か目的があるのか?変な目的が?
お腹すいたのと喉乾いた。朝から何もとっていない。フォーが美味しそうなお店があったけど、暑いところにきて、今暑いスープ麺はいらないかなあと。他には小洒落たコーヒーカフェ。道は歩行者エリアは広めだけど、ぼこぼこでほこりっぽくてゴミが散乱している。もう少しなんかないかなあと思っていたら、道路に面したスタンドがあるパン屋さんがあった。しかし、サンドイッチはもうできないという。なので、ただの惣菜パンを頼んだ。
バイク見張りおじさんと女性がお話し。ちょうど仕事終わる時間かな。次々に女の子達が来てはバイクに乗ってぶーんと立ち去る。
チョコレートドリンク頼んだ。それとパンは温めて出てきた。すごく甘くて飛行機の後の疲れた体にはとても心地よい。
パンを食べたらちょっと一息つけたので歩いて回ることにした。とにかくバイクと車が多い。ダナンの旅行を思い出した。正直、歩いて楽しめるような歩くといろいろな発見があるような場所ではないと思った。車社会とバイク社会で、人が移動するための道。お店も歩いて回ると言うよりは、パーキングを前提にしているので、自分がどこに行くかを知っていないとわからないような街。
東京のような大都会でも日本はまだまだ商店街や歩いて回って何か面白いものが発見できたりとかするし、田舎に行けばまた全然違ったものに巡り会うことがたくさんあると思う。今日は車の中で歩き回ってちょっと疲れ気味だ。そうは言っても歩行者のための道がしっかりとあるので歩く人を想定したまちづくりである事は確実なんだけど。
コンチネンタルホテルは、いろいろな場面で重要な役割を持った場所だし、撮影や映画で使われたり、私にとってはとてもシンボルとなるようなホテルだ。今この周りは外資系の大きなホテルがたくさん並んでいて、どこも威圧感があって、とても豪華でぜいたくな作りになっている。1階のレストランには、外国人のグループが陣取って、楽しそうにお酒を飲んだりご馳走を食べたりしている。どこに行っても同じような建物。個性がないというか、そのブランドの個性を打ち出したような建物。ハイアットはハイアットらしいし。なので、このコンチネンタルホテルがたった4階建てでちんまりと街の中心にあるのがなんだかいとおしいようなはかないような気がした。中に入って今日はお客さんたくさんいますかと言うといつも満杯ですよと言われた。このホテルは83室しかないからいつもいっぱいなんですよと言われた。サービスもとてもクラシックだしとても丁寧なのかわかった。本当に皆さん感じが良い。
私が歩きまわった時間はまだちょっと早めの時間だったせいかまだまだ人はどこも入っていなかった。ここのホテルはこの道路に面したテラス席が有名で、みんなここでお酒を飲んだり食べ物を食べたりしていた。中にはほとんど人が入っていなかった。ただ夜は遅いんじゃないかと思う。
他の新しいところは正直言って小洒落てはいるが、なんだか見たことがあるようなデザインだったり出来だったりするようなところがあった。ただガイドブック等では古民家を改造したおしゃれなカフェが色々と掲載してあったので、やはりわざわざ行かないとそういうところには巡り会えないのかなあなんて思った。そして、PCを広げて仕事みたいなことをしてる人やら、他の人と打ち合わせをしている人やらいて、なんだか自由な新しい時代って感じがややした。
とにかくバイクが多すぎるので、歩き専門の私はちょっと疲れてしまった。そういえばダナンに行った時も全く同じこと思ってここは歩いて回って楽しめる所ではないなんてちょっと思っていた。明日は2区というところに行ってみよう。そこは私はまだ行ったことがなくて、それこそ駐在の外国人が好むようなものがたくさんあるらしい。しかし今回の旅は、ホーチミンの伝統的なものと最先端のものが混ざりあったような新しい文化を見に来ると言う事がテーマ。だから、そういうものをというかそういうお店などを見に行くのは楽しみにしている。
このレストランの名前をガイドブックで見たときに一度は行ってみたいと思っていた。生春巻きが大好きだし、観光客にもきっと人気。あと他のいろいろな巻物がたくさん食べられる。しかもフレッシュなものということで1人でも気軽に行けそうだし、チェーン店としていろいろなところで回転して人気だと言うし。ホテルのちょうど前のビルに入っているから行ってみた。
そのビルの地下2階や3階には食料品というかレストランがたくさんある。いわゆる典型的なレストラン街だ。ここがあまりに広くてたくさんのものがあり、バラエティーも豊かで私はちょっと驚いた。日本のものもたくさんあった。日本食もたくさん進出してきているんだろう。ただ傍目から見るとやや苦戦しているような店によっては滑っているようなそういうところもあった気がする。後は韓国料理のお店がたくさんあると思った。昔は若者が集まるようなカジュアルな韓国料理のお店ってあまりなかったんじゃないかと思う。
それを言えば日本食だってファーストフード感覚のきらびやかというか、親しみやすいお店作りがされたようなお店ってあまりなかったように思う。それはホーチミンだけではなくて、シンガポールやマレーシアでもそうかもしれない。今ではなんちゃってと言う以上になんだか面白い日本食のお店がもうかなり馴染んだ形でいろいろなところにある。そして韓国料理もたくさんある。ベトナム料理のお店もたくさんある。まぁそれに加えてパン屋さんだのシュークリーム屋さんだのもちsweetと言うものだのバラエティ豊か。
どれもそこまでそそられるようなものはなくてコーヒーショップもたくさんあるが、コーヒーももう夜だし飲まないしカフェは嫌だなぁと思いながら半ば諦めていたらそのお店はあった。しかも多くの人が集っているではないか。他の店はまだ時間が早くてガラガラなのに、この店はたくさん人が入っていて盛り上がっている。ここはおいしいに違いない。そう期待を込めてメニューを見ると、お一人様用のようなバラエティーのワンプレート等もあるし、これはもう入るしかないと入ってみた。そしていろいろなメニューを見て吟味してお一人様用プレートを出したらノットアベイラブルと言われてしまった。よく見たらシールでそう書いてあった。なので、生春巻きとキノコの蒸し春巻きをオーダー。そして気分がそがれたので苦笑、ビールを飲もうかと思っていたがやめてライムジュースにした。
そして生春巻きが来たわけだが、これがこんなに美味しくない生春巻きが存在するんだと言う位にまずい春巻きでびっくりした。やっぱりこういうお店はいまいちだななんて思っちゃった。ここの春巻きはそんなにおいしくないってレベルではなくて積極的にまずかった。びっくりしました。生春巻きなんてまずくなりようがないと思っていました。
けど人はひっきりなしに入ってくるし、とっても人気があるお店なんだと思う。もともとベトナムも1人でご飯を食べると言うよりは、みんなでワイワイいろんなものをつまんだり鍋をしたりそういうような文化らしく、チェーンだからお一人様用のバーみたいなカウンター席みたいなところがあって、私はそこに案内されて、気楽にスマホでも見ながらご飯を食べることができたんだが、中心となっているのは、やはり家族連れや大勢で友達同士で来てるような人たちが鍋や春巻きも凄いし、広いお皿にたくさん並んだ春巻きをみんなで食べると言うような形だった。そもそもそこからして間違っていたのかもしれない。
フォーのお店でおいしそうなお店があったけども、ちょっと暑いし、なんだか嫌だったんだよね。まぁそういうのは気分って言うことで、それに超人気のチェーン店みたいだからいちど試してみて良かったと思った。そしてこんなまずい春巻きがあるんだと言う私のスケールがまた1段階増えたように思う。幸せなことにこれまで食べた中で最高と思える春巻きも食べたことがある。そしてこれは最低の春巻きだった。あはは。
このホテルはとてもクラシックでちょっと高級感があってとても素敵だし、私の部屋はとっても広くて何日か滞在するのに居心地が良さそうなんだが。とにかく水回りとか他のものも古い。たくさん近代的な新しいホテルがあるけど、どうなんだろ。ちょっと違う扱いのホテルなのかもしれない。部屋によっても違うだろうけど。
私はこのホテルに何日かこれから滞在することができる。感慨深いものがあるし、とてもラッキーだと思う。
END
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