シチリア7

朝焼けがとてもきれいなバルコニー。6時から大砲がバンバンバンバン鳴り響いた。祭り週間で空砲鳴らすらしい。10分くらいすごい音だった。フルーツを朝から食べた。高原のように爽やかな空気。

このホテルは朝食はまぁまぁ。そして荷造りを終えてバスをキャッチするためにフロントへ。フロントのお姉さんはてきぱきとしてバスをキャッチしてくれた。

結構な人が乗っていてちょっと驚いた。それからバスの旅。くねくね下道をどんどん行く。結構くねくね。Googleマップのおかげで、位置がわかるから、もう少しだと自分を励ましながら行く。

ついに海岸に着いた。そしてしばらくするとチェファルーの町へと入っていた。

駅に着いた。バスから駅の電車に直接行く人もたくさんいたようだ。われわれは街の方へと歩いて行く。

そこそこな道のりではあったがそして石畳で歩きにくいところではあったが、街中を通ってきた。海岸の観光地特有の華やかな楽しいお店がたくさん並んでいて飽きないで来れた。

ホテルは古民家を改造した感じの良いホテルでとても行き届いている感じだった。しかしフロントがなくエージェントの人が1時間後に来ると言うことで一旦カフェに行くことにした。

ホテルの前は広場になっておりたくさんのカフェがパラソルを広げて客引きをしていた。ここの人は英語で客を呼び込もうと手招きをしてくる。観光地という感じである。

ある意味居心地が良い。手慣れた感じ。英語のメニューも豊富。

そこでアペロールを見つけた。以前ベネチアでたくさん飲んだアペロール。個性的なそしてイタリアらしい明るい色のお酒である。

それとミモザをスパークリングワインとオレンジジュースでさっぱりしたいなと思って飲んだ。座っていてお酒でも飲んでいたらいい気分になってきてまた観光しようと言う気持ちになってきた。町歩きをしてみる。

Caffè di Ruggero

Via Mandralisca, 5, 90015 Cefalù PA, Italy

町歩きをしているとお菓子がたくさん並んでいるお店があった。シチリアの特産物の果物を形どったの時間やカンノーリがたくさん美しく並んでいる。思わず見とれて写真を撮った。

他にもスペシャリテのオリーブオイルやコーヒーを売るお店などもあってとても観光客に優しい街だと言える。全てが楽しい。パレルモではこのようなスペシャリテの店はあまり見かけなかった。

ここにはブランドショップはないが私たちのように通りすがりの異国の者が喜びそうなものがたくさん揃っている。人も愛想が良い。

そうはいっても小路や横の方ちょっと見ると昔ながらのいい感じの町が残っている。

町行く人たちはみんな水着のような格好してまさに海辺のリゾート。売っているものも水着やサンドレスなどとても明るく華やかなものばかり。

そうこうしている時に教会の中に入ると細かな芸術があったりとかとても見所も多そうだ。

とりあえずはホテルに戻ってチェックインをした。ここのホテルは昔の家の中の一角を改装してホテルにしていると言うようなタイプのもので我々の部屋もとても古いが居心地が良い。

そして全てが行き届いている。こちらが質問する前に全て答えが揃っていると言うような趣である。

都会と田舎ではとても違うんだなと改めて思う。都会の人は洗練されているがそれに愛想も良いが何かピリピリしたものも感じる。

セキュリティーボックスなども田舎のホテルではその辺に置いてても何も取られなさそうな感じだったが、ここではやはり一定の気をつける気構えが必要になる気がする。

山のほうにいって見晴らしの良いところへ。ピクトグラムがかわいい。イタリアのセンスは独特でかわいい。

とても険しい道もあったがどうにか上まで行った。ただ頂上まで行くのはとても辛そうだったし、また特に何もなさそうだったので途中で断念した。ただ景色はとてもきれいだった。

それから降りて今度は洗濯板のほうに行ってみた。街を横切ってまた違う街の表情が見られる。下町的な感じも残しつつ明るい横道と昔ながらの建物。

Il Carretto

Via Mandralisca, 66, 90015 Cefalù PA, Italy

ランチは通りすがりのところでちょっといいところがあってテーブルがないかと思ったら1つだけ空いていたのでそこに座った。

前菜と主菜とパスタの組み合わせで量的にもバッチリだ。白ワインはハウスでそれもいい感じだった。デザートはセミフレッドとグラニテでこれも一手間かかったようなおいしさがあった。2人で60ユーロ。

それから中世の洗濯板に行った。とても冷たかった。人がたくさん来ていた。こんなに暑いのに冷たい水があってとても不思議な気持ち。

海辺を散歩して戻ってから、ディナーへ。高級そうなとこはイマイチっぽくて、近くに魚売りにしたレストランがあったのでそこに入ってみた。

Il Vecchio e il Mare

Corso Ruggero, 184, 90015 Cefalù PA, Italy

カポナータは何か繊維状のものがたくさん入っていて魚が入っていて舌触りがよくなく美味しいと思えなかった。

パスタはとても塩辛かった。すっぱすぎる、あますぎるは合わないだけで食べられるけど、塩辛すぎるは食べられない。そんな塩加減。

イワシはコロンとして美味しかった。こっちは薄味。

メインの魚もレモンのソースの中にどっぷりでその白身の半身のさばき方がべちゃべちゃなのが日を通して火を通してもわかった。

しかもカメリエールがイマイチでいまいちな印象のレストランだった。

今回の旅ではどこもそれぞれ個性がありお店の人もフレンドリーだったり、とてもおいしいものが食べられたり。発見や驚きがあり面白いレストランに当たった。ここだけはちょっとマイナス評価。唯一のマイナス評価のレストランだった。

けれどそういうものがあって他のよさが引き出されるというものだ。ランチのお店は本当においしかったと改めて思った。

夜の街見た。みんな夜遅くまでにぎやか楽しそう。

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